講師:斎藤芳男防災士                                    日本防災士機構・NPO法人埼玉県防災士会/埼玉県自主防災組織リーダー養成指導員/イツモ防災インストラクター/日本赤十字救急法救急員

カスリーン台風による利根川堤防決壊や、台風19号による千曲川堤防決壊などの過去の事例を学び、これから来る大雨や台風に備えよう!という講座でした。

昭和22年9月16日午前0時に決壊した利根川堤防。

2019年10月12日~13日の台風19号による千曲川堤防決壊。13日午前1時12分より越水が始まったそうです。

このとき、春日部にも避難勧告が午前2時38分に発令されました。利根川の氾濫はまぬがれましたが、雨は小降りになっていたものの、下谷原地域の多くは道路冠水している状態で、あの時間の避難は難しかったでしょう。

豪雨の時夕方から雨が強くなることは気象上からも説明されていることだそうです。

行政が早めの避難所を開設することは難しくとも、自分たちで、早めに情報を収集し、早めにご近所声を掛け合って避難することの大切さを学びました。

春日部市の防災メールへの登録。NHKのdボタン。災害用伝言ダイヤル171。それぞれの活用方法を家族で再確認しておきましょう。